新人トラック運転手が辞める理由を考えます。

理由として、受け入れ側の会社にも大きな問題があるのではないでしょうか。

運送業の仕組みとしてどうしょうもないと諦めていませんか?

今からでも、他社と差別化をして地域別NO1の会社を目指しましょう。

若者がすぐ辞める、トラック運送会社の実態を考えましょう

1。その理由を考えてみると受け入れ先の運送会社にも理由があります。

2。求人誌やハローワークの募集要項に詳しく書いていないこと。

3。面接で仕事内容をしっかり説明できていないこと。

4。求人説明には、「学歴不問」「未経験者でも可」などが記載されています。

5。表示されている給与は高めに書いてありますが、必要な労働時間のことには触れていません。

6。高い給与は労働時間の長い結果と記載されていません。

7。運送会社の実態は正しいですが、面接や求人誌にはきちんと書くべき内容です。

8。面接の時には理解できないときめつけて説明をしません。

9。トラック運送業は、新3K「きつい」「帰れない「給料が安い」と言われる

  マイナスなイメージなどは何となくわかっているけど実感がありません。

給与が仕事の割に安いこと。

1.辞める理由として、「仕事内容が大変」が大多数を占めます。

2.1カ月の残業時間が過労死ラインの80時間では、実際の仕事が回らない現実。

3.トラック運転者は、脳梗塞、心筋梗塞などの過労死の割合が全産業中のトップになっています。

4.その結果は、高収入を謳っていても現実は超過労働への対価であることを分かってしまいます。

5.面接の際に、理解できないと思って正確な内容を伝えないケースがあります。

6.零細な運送会社では、運転手さんの労働時間を把握していない面もあり、

  仕事をこなす方に目が向いています。

7.また、会社側もどうせ長く続かないとの意識があり、真剣に面接をしないケースがあります。

新人には「キツイ」「しんどい」仕事を回す傾向にあります。

1.古い習慣で、新人は自分で仕事を覚えるのが普通で、自分も昔は、そうして仕事を覚えた。

2.会社側もそんな考え方を持っていて、きちんと新人研修をしていません。

3.その結果は、「事故」「品質トラブル」がすぐに起きて、新人は「イヤ」になり退職してしまいます。

4.「しんどい」仕事とは、5階建に「重たい荷物」を運ぶとか、手積み・手卸しの連続作業など

  肉体的にきつい仕事を割り振ります。

5.その背景には、ベテランも新人も給与の差がないこともあります、歩合給の考えかたが主流です。

新人にたいする、教育研修がおざなりになっています。

1.新人研修は、座学15時間、横乗り研修20時間と法で決められていますが、

  極端なケースでは入社当日から仕事が与えられる会社もあります。

2.多くの運送会社では、人出不足で即戦力として働くので、十分な研修時間はありません。

3.また、横乗り指導員が決められておらず、手の空いたベテラン運転者に任せる結果、

  横乗り時間で会社の悪口や仕事に関係ない話をし、指導をしていないケースを会社も知っています。

4.十分な研修もないまま、実際知らない場所へ明日行ってと指示がありますが、

  道や荷物などの情報もないまま走らされるので、その時点でイヤになります。

新人の入社までのコストを考えると、
すぐ辞めるケースでの損失は会社にとって大きく何の為に採用しているか疑問です。

1.トラックドライバー採用はそれでなくても厳しい環境です。

2.募集しても人が集まらない。

今ままでの内容は実際起きていることです。

トラックドライバー採用は厳しいままですが、今の採用方法、面接、教育指導方法で大丈夫ですか、上記内容を反面教師として、考えてください。まず最初に問題に取り組んでいけば、あなたの会社は「地域NO1」を目指せるはずです。

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