1)70歳以上は無事故無違反でも免許更新時に認知機能の検査が必要?
高齢ドライバーの重大事故が後を絶たない。運転免許の更新で「70歳以上」に高齢者講習が一律に課され、「75歳以上」は認知機能検査も加わる。認知機能検査を巡っては、2017年3月施行の改正道路交通法で規制が強化。
2)優先道路は左右の見通しが悪い交差点でも徐行の必要はない?
道交法は左右の見通しがきかない交差点では徐行するように定めているが、例外として「優先道路を通行している場合」「交通整理が行われている場合」を挙げている。
3)70歳以上なら自転車で歩道を走行できる?
「自転車は原則、車道」だが例外もある。「自転車通行可」の標識がある場合のほか、70歳上の高齢者や小学生以下の子供が運転する時、通行量の多いなど車道走行が危険な場合も認められている。
4)過労運転より無免許運転の方が違反点数は大きい?
居眠り運転などによる重大事故を招く「過労運転」。交通違反の点数で見れば無免許運転と同じ25点。道交法では「何人も、過労、病気、薬物の影響その他の事由により、正常な運転ができない恐れがある状態で車両等を運転してはならない」と定めている。
5)原動機付き自転車はバス専用レーンを走れる?
バス専用通行帯(バスレーン)は、公共交通機関の利用促進や交通渋滞緩和のための制度。交通法規上、原付バイクは規制の対象外。
6)シートベルト数以上の人数以上の乗車時は、ベルト装置が不要な場合がある?
車の定員を数える時、法律上は12歳未満の子供3人で大人2人と扱われる。結果的に座席以上の人数が乗れることになる。
7)勾配の急な上り坂は追い越しできますか?
「勾配の急な上り坂」は禁止場所ではないが、坂の頂上付近での追い越しは禁止なので注意が必要。
8)安全に運転できる状態でも、はだしの運転は禁止?
はだしの運転は直ちに違反とはならない。ただ道路交通法は「ハンドルやブレーキなどを確実に操作し、他人に危害を及ぼさないよう速度と方法で運転しなければならない」と定めている。
9)高速道路では原則、時速60キロ以上で走行しなければならない?
高速自動車国道(高速道路)」は最高速度だけでなく最低速度も決められている。法令上は「時速50キロ以上」であるが、高速なのにのんびり走っている車を見かけることがあるが、必ずしも違反ではない。
10)信号機がある踏切は青なら直前で一時停止せず通過?
道路側に信号機がついている場合は信号に従えばよい。
11)荷待ち、5分以内の荷物の積み下ろしでの停止は駐車に当たらない?
「客待ち」「荷待ち」は法規上「駐車」に含まれる。「荷物の積み下ろし」も5分以内は例外とされるが、ドライバーが離れていて、すぐに運転できなければ、駐車とみなされることもある。
12)高速道路で渋滞最後尾の車はハザードランプで知らせなければならない?
カーブの先の渋滞などでは追突回避のためにも必要に思えるが法令上の義務はない。
13)信号の右折矢印でのUターンは禁止?
以前は右折矢印でUターンはできませんでしたが、2012年4月1日施行の道交法施行規則改正により、Uターンも可能になりました。
「分かっていても違反」「分かっているけど、やめられない」交通ルールで「ヘッドホン」をつけながら走行すると、違反で罰金をとられることもあることは分かっているがなぜかしてしまいます。一人一人が交通ルールを守ることが大事です。
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