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貨物自動車運送事業法は、問題30問中8問出題されます。全体の6割の回答で合格します。「点呼」「運行管理者の業務等」「事故報告」が重要項目です。
運行管理者の業務は毎回形を変えて出題されています。過去問を中心に対策を考えてみましょう。
問題:貨物自動車運送事業法に定める運行管理の業務について次の中から入るべき字句を記入してください、
1.運行管理者は、「 」にその業務を行わなければならない。
2.一般貨物自動車運送事業者は、運行管理者に対し、法令で定める業務を行うために必要な「 」を与えなければならない。
3.一般貨物自動車運送事業者は、運行管理者がその業務として行う「 」を尊重しなければならず、事業用自動車の運転者その他の従業員は、運行管理者がその業務として行う「 」に従わなければならない。
答え:
1.運行管理者は、「 誠実 」にその業務を行わなければならない。
2.一般貨物自動車運送事業者は、運行管理者に対し、法令で定める業務を行うために必要な
「 権限 」を与えなければならない。
3.一般貨物自動車運送事業者は、運行管理者がその業務として行う「 助言 」を尊重しなければならず、事業用自動車の運転者その他の従業員は、運行管理者がその業務として行う
「 指導 」に従わなければならない。
それぞれの言葉は覚えましょう。
「誠実」「権限」「助言」「指導」
問題:貨物自動車運送事業法に定める運行管理の業務について正しいものを2つ選びなさい。
1.事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者を常時選任しておくこと。
2.異常気象その他の理由により輸送の安全の確保に支障を生じるおそれがあるときは、乗務員に対する適切な指示その他輸送の安全を確保するために必要な措置を講ずること。
3.法令の規定により、死者又は負傷者が生じた事故を引き起こした者等特定の運転者に対し、国土交通大臣が告示で定める適正診断であって国土交通大臣の認定を受けたものを受けさせること。
4.乗務員が有効に利用することができるように、休憩に必要な施設を整備し、及び乗務員に睡眠を与える必要がある場合にあっては睡眠に必要な施設を整備し、並びにこれらの施設を適切に管理し、及び保守すること。
答え
1.誤り。事業者の義務
2.正しい
3.正しい
4.誤り。事業者の義務
一般的に設備や人員に関することは基本的に事業者側(会社)の範囲です。運行管理者は働く側です。
運行管理者の業務は次回も続きます。同じパターンが繰り返し出題されます。
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