トラック運送業、「運行管理者試験【貨物】」試験、貨物自動車運送事業法、『点呼』の問題は必ずと言っていいほど問題に出ます。それぞれの点呼に必要な方法についてのまとめ。

目次

乗務前点呼の報告・確認事項

酒気帯びの有無

②疾病、疲労、睡眠不足、その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無

③道路運送車両法の規定による日常点検の実施又はその確認

中間点呼における報告・確認事項

酒気帯びの有無

②疾病、疲労、睡眠不足、その他の理由により安全な運転をすることができないおそれの有無

乗務後点呼の報告事項

酒気帯びの有無
②当該乗務に関わる事業用自動車、道路及び運行の状況について報告
③他の運転者と交替した場合にあっては交替した運転者に対して行った
 法令の規定による通告に ついて報告

アルコール検知器

①酒気帯の有無については、すべての点呼(乗務前・中間・乗務後)で必ずアルコールチェック検知器を使用して確認しなければならない。

携帯型もアルコール検知器として認められています。

点呼の記録

①記録は1年間保存しなければなりません。

練習問題:(○×問題)

問題①:乗務後の点検においては、当該乗務に係る運転者の健康状態、道路及び運行の状況について報告を求めなければならない。

答え 乗務後の点検では、当該乗務に係る
「事業用自動車」、道路及び運行の状況について報告を
 求めなければならない。

問題②:乗務前または乗務後の点呼のいずれかが対面で行うことが出来ない場合は、当該点呼のほかに、乗務の途中に中間点呼を行わなければならない。

 中間点呼が必要なのは、乗務前および乗務後の点呼がいずれも対面で行うことが出来ない場合です。 

問題③:点呼をおこなったときは、運転者ごとに所定事項を記録し、かつ、その記録を1年間保存しなければならない。

 点呼の記録の保存期間は1年間です。

点呼の問題は必ずと言っていいほど問題に出ます。運行管理者になったとして、どのような時に、どのような内容を知りたいかということをイメージすると覚えやすいと思います。

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