トラック運送業に必要な「貨物運行管理者」テスト対策として、「労働基準法」に定める『労働契約』について、過去問を中心に「正答・解説」で考えましょう。

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問題:労働基準法に定める労働契約についての次の記述のうち「正しいものを2つ」選びなさい。

問題ー1:使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後6週間並びに産前産後の女性が法第65条の規定によって休業する期間及びその後6週間は、解雇してはならない。

答え:    ×
労基法第19条 「療養」30日と覚えましょう。

解説:使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後30日間並びに産後産前の女性が法第65条の規定によって休業する期間及びその後30日間は、解雇してはならない。

問題ー2:労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金又は退職の事由について証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なくこれを交付しなければならない。

答え:   〇
労基法第22条により正しい。

問題ー3:使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、法第20条の規定に基づき、少なくも14日前にその予告をしなければならない。14日前に予告しない使用者は、14日以上の平均賃金を支払わなければならない。

答え:    ×
労基法第20条  「解雇」30日前に予告が必要。

解説:使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、法第20条の規定に基づき、少なくも30日前にその予告をしなければならない、30日前に予告しない使用者は、30日以上の平均賃金を支払わなければならない。

問題―4:法20条(解雇の予告)の規定は、法に定める期間を超えない限りにおいて、「日日雇い入れられる者」、「2カ月以内の期間を定めて使用される者」、「季節的業務に4カ月以内の期間を定めて使用される者」又は「試の使用期間中の者」のいずれかに該当する労働者については適用しない。

答え:    〇
労基法第21条により正しい。

労働基準法は、基本労働者側に有利な法律です。「療養」「解雇」等の日数がポイントになるので、これは覚えておきましょう。

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