トラック運送業に必要な「貨物運行管理者」テスト対策として、過去問を中心に「正答・解説」編、今回は「道路交通法」に定める『車両の交通方法等』から考えました。

目次

問題:道路交通法に定める車両の交通方法について次の記述のうち、「誤っているものを1つ」選びなさい。

問題ー1:車両の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。

答え:    〇  道交法第53条により正しい。

解説:いまどき、手を使うことはないと思いますが、少し古い法律と思います。

問題―2:一般乗合旅客自動車運送事業者による路線定期運行の用に供する自動車の優先通行帯であることが道路標識等により表示されている車両通行帯が設けられている道路においては、自動車は、路線バス等が後方から接近してきた場合に当該道路における交通の混雑のため当該車両通行帯から出ることができないこととなるときであっても、路線バスが実際に接近してくるまでの間は、当該車両通行帯を通行することができる。

答え:    ×   道交法第20条

解説:交通渋滞の混雑時は通行してはならない、また後方から路線バスが接近したときは、すみやかに当該車両通行帯の外に出なければならない。

問題ー3:車両は、道路外の施設又は場所に出入りするためやむを得ない場合において歩道等を横断するとき、又は法令の規定により歩道等で停車し、若しくは駐車するため必要な限度において歩道等を通行するときは、歩道等に入る直前で一時停止し、かつ、歩行者の通行を妨げないようにしなければならない。

答え:    〇  道交法第17条により正しい。

問題ー4:貨物自動車運送事業の用に供する車両総重量8,500キログラムの自動車は、法令の規定によりその速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、道路標識等により自動車の最低速度が指定されていない区間の高速自動車国道の本線車道における最低速度は、時速50キロメートルである。

答え:    〇   道交法第75条により正しい。

道路交通法は免許を取るときに覚える必要がありますが、すぐ忘れてしまいます。問題は普通に読めば正解・誤りは分かると思いますが、問題は繰り返し同じ内容ですので覚えてしまいましょう。

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