トラック運送業に必要な免許「運行管理者」テスト対策(労働基準法ー2)

1)労働基準法の「過去問」を中心に対策を考えます。
2)過去問から見える、必勝のポイントを整理し分かりやすく解説をします。

労働基準法は、労働者に対する労働条件の最低基準を定めた法律です。特に2024年問題で労働時間等の変更がありますので、その点にも注目して考えたいと思っています。

過去問を中心にテスト対策を考えます。

問題:正しいものを一つ選びなさい。  Q=問題  A=答え

明示された労働条件が事実と相違する場合には、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。

正しい」労働契約の即時解除についての記述で正しいです。「労働基準法は基本は労働者有利になっています」

賃金は、直接労働者に支払わなければならないが、労働者が未成年の場合は、親権者又は後見人が未成年に代わって賃金を受け取ることができる。

「誤り」未成年であっても独立して賃金を請求することができます。親権者又は後見人は未成年の賃金を代わって受け取れません。「親権者又は後見人の言葉に惑わされてはダメです」

使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があった場合においては、30日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金その他の名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければならない。

「誤り」使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があった場合においては、7日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金その他の名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければならない。「7日以内を覚える必要があります」

使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業者に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者と協議し、その内容について同意を得なければならない。

「誤り」使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業者に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者と協議し、その内容について意見を聴かなければなりません。同意を得ることまでは不要です「問題文は長いですが、就業規則の作成又は変更は会社の判断です。

労働基準法の問題は長く書いてありますが、ポイントを覚えれば問題はないと思います。同じような設問ですのでパターンを覚えましょう。

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