トラック運送業の「管理者」&「運行管理者」のための、「安全指導12か月」8月重点管理目標「体調不良による事故防止」について考えましょう。

1.トラックドライバーは早めの休憩が大切。

8月は暑い日が続き、誰でも疲労がたまりやすい時期です。長時間運転するドライバーは、とくに疲れに気をつけましょう。疲れてから休憩しても回復効果が無いという調査があります。疲れる前に、早めに休憩をしましょう。

運転時間が長いと大事故の繋がります。事故前1週間の拘束時間を見ると、65時間を超えているケースで大事故が発生しています。

「事故事例」居眠り運転のトラックが誘導員をはねる。                 「教訓」拘束時間限度を超えて運転しない、勇気をもって休息をしましょう。

「こまめに休憩して疲れを防ごう」「夏バテ防止対策」を指導しましょう。夏の暑さに負けないよう夏バテ防止対策として、①ビタミン・ミネラルの多い食事を摂る(豚肉・大豆・青魚・緑黄色野菜・酢の物等)

夏休み運転に不慣れなマイカーに注意をしましょう。夏休みに入ると、帰省やレジャーに出かけるマイカが増えます。マイカーの中には土日しか運転しない、サンデードライバーも多く、プロドライバーの運転常識とは違った行動をとることがあります。そうした車が車線変更してきたらスピードを落として入れてあげるなど、不慣れなマイカーに配慮した運転を心がけるようにしましょう。

熱中症予防のため水分・塩分補給を、トラックドライバーは炎天下での荷役作業があり、熱中症に陥る恐れがあります。熱中症予防のためには、「水分」と「適度な塩分」の補給が重要です。

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