トラック運送業の収支改善は契約がすべてです

■ トラック運送業では、取引契約の書面化がされていない場合が多く、問題のある商慣行になっています、特に、荷主とトラック運送業者における取引、下請法規制の対象となっていないトラック運送業者同士の取引では、契約内容の書面化がなされていないケースが多いのが実態です。

■ 契約は拘束力のある約束です、拘束力とは、法的な保護を受けることができます。

■ 長い付き合いだから余り儲かっていないけど仕方がない、これはやめましょう、今回は、儲かっていない契約を見直す話です、多くの会社で契約見直しをしてきましたが、理解がまだまだであると思っています。

目次

過去の契約条件を見直さず何十年も継続することはやめましょう

どんぶり勘定では収支改善はできません、損益構造を考えて、事業別の損益分析が必要です

片一方で儲けているからと言って事業別の損益をおろそかにしては収支改善出来ません、あくまで基本は事業別単位の収支を見ることです

契約の重要性

①会社対会社では契約書がすべてです

②日本人はすぐあいまいな約束を交わして、後で「言った」「聞いていない」の問題が多すぎます

③事業別で儲かっていることが大事です、片一方では損しているけど、もう片一方で儲かっているから大丈夫の考えかたは捨てましょう

そうは言っても

その理由
  • 長い付き合いの会社ほど、契約があいまいになっており、いつのまにか損をしながら仕事を続けているケースが多いです。
  • 損益構造の分析をして、儲かっていない場合、自社努力でカバーできる範囲か否かを判断しましょう。
  • 契約は、「申し込み」と「承諾」が必要です、先方に解約内容を文書で確認しましょう。
  • 定期的な見直し交渉をする、その場合は損益構造を分析し、数値データーで示しましょう。

先方が嫌な顔をします

・契約は定期に見直しをし、先方に数値データーを示して交渉を粘り強く繰り返しましょう。

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