トラック運送業の管理者育成の教育研修を考えます

階層別とは、大きく「事務系管理者」「現業ドライバー」に分け最初に管理者の育成を考えます

管理者が育たない、人材がいないではなく、「今いる人を育てましょう」時間と手間を掛けましょう

会社が大きく発展するには、中堅管理者の存在が必要です多くの会社では中堅管理職を育てる時間と機会が少なすぎると思います、もっと時間と手間を掛けて教育、研修をしましょう。

目次

管理者⇒「係長」「副課長」「課長」「副部長」「部長」

ドライバー職⇒「主任」「副班長」「班長」

今回の記事では運送業の昇進に必要な他社が実施している教育制度について検討します

運送業において、充分な教育を受けずに年数が来ると、配車などの事務職、管理者に昇進するケースが多いです

その為に、例えば部下との接し方、指示の仕方など「長」の基礎がないまま年数だけが過ぎてしまいます

その要因として、「人がいない」「教える人材がいない」「教える仕組みがない」などが考えられる

まずは、管理者の育成を考えましょう

中堅管理者育成が大事
  1. 最初に、中堅管理者の育成が会社の発展に左右します、育てる必要があります
  2. 中堅管理者とは、係長、副課長、課長を指します、会社の規模や組織の大きさで変わります
  3. 各階層別、昇進別にそれぞれの息の長い教育研修が必要です

各段階で教育研修を受けることが次のステップに上がれる仕組みですね

中堅管理者を育てる理由
  • 理由の1:中堅管理者を育てることが、今いる会社と上司の役目です
  • 理由の2:社員はいずれ年を取りますがその時に会社の問題を解決できる人材の育成が肝心です
  • 理由の3:会社はある意味競争があり、個人だけではなく会社として育てる仕組みが必要です

中小企業では人出不足で難しい問題です

中堅管理者を育てる具体例

具体例-1:昇進には、教育研修を受けることが条件で、人事制度と昇進は一体化されるものです

具体例-2:年数に応じた教育研修カリキュラム作成が必要で、教育研修を繰り返すことで修正をします

具体例-3:教育研修プログラムは、会社に必要な資格を保有することも条件の一つです

人事制度もないし、人がいないし、時間もないけど

教育研修の仕組み作り

仕組み-1:すぐに、大企業並みの教育研修はできませんが、一歩ずつ前に進め方法を考えましょう

仕組み-2:教育研修の仕組みさえできて、上司が教えることで、教える方も教えられる方も勉強になります

仕組み-3:なんでも経験が大事で、一度トライしなければ何も変わりせん

具体的な教育研修が知りたい

教育研修の例

①2種簡に1回の研修を実施、研修には「QC手法」「なぜなぜ分析」「ブレーンストーミング」などを使ってみる

②研修には、役割分担も持ち回り持つ、「進行役」「書記」「発表者」の役割を持って進める

③使う消耗品は、「模造紙」「ポストイット」「水溶マジック」など、開催月日と時間を決めて実施する

まとめ

1)中堅管理者の育成は、会社として必要であり、教育研修は目に見えての成果が得られにくいものです

2)繰り返し実施すれば、いずれ成果がでてくるものです、教育研修の機会を持つことが社員の成長につながりますし会社の発展にもつながります

3)「時間がない」「人手が足りない」を繰り返していても、嘆いていたら前には進めません

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