トラック運送業に必要な「運行管理者」貨物自動車過去問題「正答・解説」編、今回は『道路運送車両の保安基準』について考えましょう。

道路運送車両法の保安基準及びその細目を定める告示についての次の記述のうち、「誤っているものを１つ」選びなさい、

問題ー１：停止表示器材は、夜間２００メートルの距離から走行用前照灯で照射した場合はその反射光を照射位置から確認できるものであることなど告示で定める基準に適合するものでなければならない。

答え　　　○　　ここでは夜間２００メートルの距離から照らすこと。

問題ー２：自動車には、警音器の警報音発生装置の音が、連続するものであり、かつ、音の大きさ及び音色が一定なものである警音器を備えなければならない。

答え　　　○

問題ー３：自動車の空気入ゴムタイヤの接地部は滑り止めを施したものであり、滑る止めの溝は、空気入ゴムタイヤの接地部の全幅にわたり滑り止めのための施されている凹部のいずれかの部分においても１．４ミリメートル以上の深さを有すること。

答え　　　×　　　１．６ミリメートルの深さを有することとされています。

問題ー４：電力により作動する原動機を有する自動車には、当該自動車の接近を歩行者等に通報するものとして、機能、性能等に関して告示で定める基準に適合する車両接近通報装置を備えなければならない。

答え　　　○　　

道路運送車両の保安基準については、余りなじめない内容ですが、一つひとつ覚えることが大事と思います。