トラック運送業社員が必要な「報・連・相」が上手になる方法

1.上司にもっと好意を持たれるには

 「お付き合い」:人は知らない人に対して攻撃的、批判的、冷淡になれる。

 「知る」:人はその人を知れば知るほど好意を持つ。

 「好意」:人はその人の人間的側面を知った時に好意を持つ。

   (米国:ザイアンスの法則)

2.人によい印象を与える話し方

 「視線」:目は口ほどにものを言う。

 「手の動き」:ジェスチャーをつける。

 「よい姿勢」:体の姿勢だけでなく、服装、髪型、態度も含む。清潔感とマナーが大事。

 「笑顔」:笑顔で、親しみやすく。

3.相手の心をつかむ

 「認める」:相手の存在感を認めること。

 「ほめる」:特に、相手が意識していないような意外なところをほめる。

 「肯定する」:相手の発言をそのまま受け入れる。

 「賛成する」:まったく同感です。人は事実ではなく言葉に反応します。

4.聞いてもらえる「伝え方」

 「ポイント」:まず結論から・・・・・・について報告します。

 「理由」:その理由を述べる、なぜなら・・・・・・・・・

 「具体例ですが」:分かりやすく、・・・・・・ですが、具体例では・・・・・

 「ポイント」:最後に念押しで再度ポイントを・・・・・・・

 「最初」と「最後」に言いたいことを確認する。

5.話の組み立て方

 「全体」:話す内容の概要や全体の流れを示す。

 「詳細」:細かい情報や課題などをじっくり説明する。

 ③「全体」:これまでの述べた内容のまとめ、結論として提示する。

 「典型的な例」:テレビのニュース番組

6.意見を伝える

 「状況事実の確認」:おっしゃることは・・・・・・・・

 「意見」:この条件で試算したところ・・・・・・・・・

 「提案する」:そこで提案なのですが・・・・・・・・・

 「結論の提示」:このことは・・・・・・・・・・・・・

 「相手の立場」:相手の立場や意見を理解しつつ、自分の意見を率直に言う。

7.好感度を上げる

 ①歩きながらの報告。

 ②二言、三言で進行状況を報告する。

 ③報告の機会を自分で作る。エレベーターや廊下などで報告する。

 ④手短に言葉を交わすだけで「好感度」アップ間違いなし。

8.よくある話

 「遅い報告」:上司・あれどこまで進んでる?

 ②「タイミングよく連絡をしない」:上司・今日納入の品、届かないの?

 「長い報告と相談」:上司・結論を先に言って?

9.上司と部下のギャップ

 ①部下は、こんなことまでわざわざ報告をしなくていいと思っている。

 ②上司は、当然報告があるはずだと思っている。

 ③結果、つまらないミスやトラブルが増えて、やらなくてもいい仕事、やり直しに追われる。

10.悪い例

 ①「トラブル」:悪い話なので報告を先送り。

 ②先に、クレームの言い訳を考える。

 ③「たいしたことない」と自分勝手に判断をする。

11.報告を受ける側(上司)

 ①よくある話「部下からの報告がない」

 ②報・連・相をしやすい雰囲気の職場になっていない。

 ③上司から「何か困っていることはないか」の問い掛けをする。

報・連・相は新人の時に教えて貰えますが、中々それをうまく実行できている人は少ないと感じます。習慣の問題ですので、繰り返し報告を続けることで、自然に上手になるものです。よく言われるのが、上司への報告はエレバーターの中でその階までに要点をついて報告できるのがベストと言われます。

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