企業経営は経営者次第、人間の器がどれだけ大きかで決まります。資質とは、その人の人間性に関わる特質であっ定義し難いものではあります。その特質は行動によって表れます、行動を評価することで、その人の資質を評価することもできます。
心眼
- 率直な心・・・・・本物を見抜く眼。
- 思い込みは諸悪の根元・・・・・他人はそう思っていない。
- 自分に都合のよい理屈をつけない・・・・・道理にあっているか。
- 素直に話を聞く・・・・・素直にものを見る。
- 不愉快な話ほど素直に聞く・・・・・それは変化をもたらします。
- 感受性・・・・・共感する、感動する心、変化に敏感でなければならない。
- 洞察力・・・・・素直な心が必要、自分中心では見えない。
- 自分が見えている幅でしか他人には見えない・・・・・自分との闘い。
信念
- 自己を確立する・・・・・天上天下唯我独尊。
- 他人の後を付いて行くようなことはしない。
- 自分なりの考えを持っている・・・・・意思表明をする。
- 自己主張・・・・・言うべきことは言う、説得力も必要。
- 自信を持って行動する・・・・・決断力、実効力。
公平無私
- 誰とでも同じように接する・・・・・人によって態度を変えない。
- 公私混同しない。
- 無欲無心・・・・・損得だけで動かない。
- 自己中心を捨てる・・・・・目先の事しか考えない人は目先のことで苦労する。
- 理性・・・・・情に流されない、冷静な判断力。
- 面子をすてる・・・・・他人の批判は素直に聞く。
責任感
- 常に自分の立場、役割を自覚している。
- 行動に責任を持つ・・・・・引き受けたことはやり遂げる。
- 全体の利益を考えて行動する。
- 今やるべきことをやる。
- 言い訳をしない・・・・・他人から逃げない。
率先垂範
- 前向きにチャレンジする・・・・・安定は衰退を意味する。
- 行動力・・・・・自分が行動しないと他人は動かない。
- リーダーシップの発揮・・・・・全人格的影響力、気迫が人を動かす。
- 自分がやらないことは他人に要求しない・・・・・態度で示す。
- 結果は世間が評価する。
広辞苑によると、資質とは生まれながらにして備わった性質や才能であるとされています。生まれながらにして、そのような才能をも持ち合わさない凡人は、努力する以外にありません。行動とは手と足を動かすことで、最初は意識しないと動かない。日本には、「道」があり、「剣道」「茶道」「柔道」「歌舞伎」などは、意識しなくても手と足が動くようになるまで「基本動作」を徹底的に叩き込まれます。そこから自分流の工夫を重ねることが必要です。「経営者」は日頃の精進が重要です。
物流会社43年、物流コンサル10年経過しましたが、いまだに「道」半ばです、これから人生100年時代を生き抜くために必要なことを考え続けます。
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