多くの物流会社やトラック運送業では、お客様、協力会社などで、日常業務は電話又は口頭でのやり取りで仕事が動いています。
長い取引先との慣行で基本の契約をあいまいにしたままの状態が多く見られます。
その結果、お互いの信頼関係が崩れた場合、「言った」「言わない」等の裁判になるケースが繰り返されています。
以下の契約基礎知識を持って仕事をし、少しでもトラブルを回避するようにしてください。
目次
契約とは
法的拘束力とは
契約の効力
契約の効力とは?
契約で決めたことは絶対ですか?
契約で決めなかったことはどうなりますか?
契約の成立
契約の成立?
(例)A社の見積書金額10億円で、B社は見積もりをもらっただけで
A社と交渉せず、注文金額9億円で注文書を発行。
変更を加えた承諾
変更を加えた承諾?
申し込みの効力
申し込みの効力?
諾否通知義務
①会社が平常取引する者から
②営業範囲に属する契約の申し込みを受けた時
③遅滞なく、契約の申込みに対する諾否の通知を発する義務があります。
④これを怠ったとき
⑤会社は、その契約の申し込みを承諾したものとみなされ契約が成立します。 【契約の申し込みがあった場合、必ず諾否を回答する】
口頭での約束
口頭での約束?
会社間の取引は契約がすべてです。
多くの運送会社は電話によって契約が成立していますが、
「リスク」を常に意識して日常業務をする必要があります。
コメント