貨物の正しい積載方法
目次
貨物が運転に与える影響を理解しよう。
積み付けの偏りの影響で横転事故が起こったり、正しく積載されなかったため荷崩れが起こる危険を理解しましょう。
「事故事例」:不適切な固縛で荷台から鉄板が落下し2名死亡。 大型トレーラーに荷台から重さ約12トンの鉄板が落下し、対向車線の乗用車を直撃して乗員2人が死亡する事故が発生しました。 この事故で、不適切な固縛方法で事故を起こしたとして運転者が禁錮3年6カ月に実刑を言い渡されほか、運転者に十分な指導や監督をしていなかったとして、運行管理者である社長も禁錮2年罰金50万円に有罪判決を受けました。
軸重違反の危険:荷物の積載は、最大積載量だけでなく、車軸や車輪に係る重さ(軸重・輪荷重)が決められています。
荷崩れを防ぐ固縛方法と緩衝材の使用。 転がりやすい積荷は、歯止めやスタンションを使用しましょう。
急ブレーキを踏まない運転をしましょう。 荷物を積載しているときに急ブレーキを踏むと荷物が破損します。 他車の行動を予測して、急ブレーキを踏まない運転を心がけしましょう。
安易な積載は荷崩れを起こし、事故を引き起こします。 養生が十分でないと少しの衝撃ですべての荷物が破損する危険性があります。 積載する時は、緩衝材などを使って荷崩れを防止してください。
パネルバンの後部ドアロックを忘れないようしましょう。 後部ドアのロックを忘れると、荷物が落下する恐れがあります。 出発前に必ずロックを確認する習慣をつけましょう。
貨物の積載は、必要な道具を使って養生をしっかっりして、運転中の事故が無いようにしましょう。
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