運行管理者のためのドライバー教育ツール、国土交通省告示の12項目の指導・監督指針に沿ったドライバーの安全教育を実施しましょう。

過積載の危険性

目次

過積載による悪影響を理解しましょう。

ポイント:過積載による危険性や運転者に対する罰則を知り、過積載防止の配慮すべき事項を理解しましょう。

事故事例:過積載が大型トラックが暴走し6人が死傷⇒トラックは積載量13トンのところを鉄くずを21トン積む過積載で、事故現場の300ⅿ手前からブレーキが不能になり、車列に突っ込みました。  運送業者の運行管理者も過積載の下命・容認で逮捕されました

最大積載量を正しく理解しましょう⇒ 最大積載量とは車両総重量から車両重量と乗務定員重量を差し引いた値で、車両ごとに違いますので車検証で確認しましょう。

過積載の罰則⇒大型車で10割以上(2倍以上)の過積載をした場合には、6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金の刑事罰を受けます。

過積載は環境汚染の原因にもなります。

過積載をすると大気汚染物質である粒子状物質(PM)などを多量に出します。環境悪化の原因を作らないようにしましょう。

過積載は燃費が悪化しタイヤの摩耗を早めます。

過積載はタイヤへの負荷が通常以上にかかります。それが燃費を悪化させ、タイヤの寿命を縮めます。

悪質な過積載は懲役刑も!

2倍以上の過積載をすると反則金の支払いだけでは済みません。  10万円以下の罰金あるいは6カ月以下の懲役刑が科せられます。

過積載は、橋や道路にも大きな影響を与えます。環境にも悪く事故にも繋がります。車検証で今乗っている車の積載量を把握するようにしましょう。

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