運行管理者のためのドライバー教育ツール、国土交通省告示の12項目の指導・監督指針に沿った45条によりドライバーの安全教育を実施しましょう。

危険物を運搬する場合に留意すべき事項

目次

危険物の事故被害の大きさを理解しましょう。

ポイント:危険物の輸送中に事故を起こすと、他の車両だけでなく地域社会に多大な影響を与えます。

事故事例:タンクローリーから大量のガソリンが川などに流失。岐阜県の交差点を大型タンクローリーが右折しようとして曲がり切れず、道路左側の信号機を倒して横転する事故を引き起こしました。この事故でガソリン6千リットルが流失し、近くの住民が公民館に避難した他、現場周辺の道路が通行止めになりました。

危険物を輸送する運転者はプロの自覚を持つ、危険物取扱資格を持っていることについて、誇りを持ちましょう。

事故を起こしやすい場所に注意する。タンクローリー車は荷物を積んだ時に重心が高くなります、交差点や下り坂のカーブなど、スピードを落とし、急ブレーキや急ハンド操作などをしないようにしましょう。

ガス輸送車は人の集まる施設などに駐車しない。

液化石油ガスや高圧ガスを輸送する場合には、病院や学校、駅、大規模店舗、住宅密集地などを避けて駐車しましょう。

イエローカードは整理して携帯しましょう。

車内にイエロカードが何枚もあると、いざというときに手間取ります。イエローカードは積荷にあったものだけを持つようにしましょう。

トンネル内では車間距離を意識して取りましょう。

危険物を積載しているトラックがトンネル内で事故を起こすと大惨事になります。車間距離を十分取って慎重な運転を心がけましょう。

危険物輸送は慎重に慎重を重ねて運転しましょう大きな事故につながります。

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