問ー1:道路運送車両法の目的についての次の記述のうち、誤っているものを1つ選んでください。
1.道路運送車両に関し、所有権について公証を等を行う事。
答え 〇
2.道路運送車両に関し、操縦の容易性及び安定性の確保を図る事。
答え × 道路運送車両法の目的のひとつとして「安全性の確保」を図ることで、操縦の容易性や安定性の確保ではありません。
3.道路運送車両法に関し、整備についての技術の向上を図ることおよび自動車の整備事業の健全な発達に資すること。
答え 〇
4.道路運送車両に関し、公害の防止その他の環境の保全を図ること。
答え 〇
問ー2:自動車の登録等に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
1.自動車は、自動車登録ファイルに登録を受けたものでなければ、これを運行の用に供してはならない。
答え 〇
2.登録自動車について所有者の変更があったときは、新所有者は、その事由があった日から15日以内に、国土交通大臣の行う移転登録の申請をしなければならない。
答え 〇
3.登録自動車の所有者は、当該自動車の自動車登録番号標の封印が滅失した場合は、国土交通大臣又は封印取付受託者の行う封印の取付けを受けなければならない。
答え 〇
4.自動車登録番号標及びこれに記載された自動車登録番号の表示は、国土交通省令で定めるところにより、自動車登録番号標を自動車の前面及び後面の任意の位置に確実に取付けることによって行うものとする。
答え × 自動車登録番号標は、自動車の前面及び後面の見やすい位置に取付けます。任意ではありません。
問ー3:自動車の登録等に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
1.登録自動車の所有者は、自動車の用途を廃止したときは、その事由があった日から15日以内に、永久抹消登録の申請をしなければならない。
答え 〇
2.臨時自動車の許可を受けた自動車を運行の用に供する場合には、臨時運行許可番号標及びこれに記載された番号を見やすいように表示し、かつ、臨時運行許可証を備え付けなければならない。また、当該臨時運行許可証の有効期間が満了したときは、その日から15日以内に、当該臨時運行許可証及び臨時運行許可番号標を行政庁に返納しなければならない。
答え × 臨時運行許可証の有効期間が満了したときは、その日から5日以内に返納しなければならない。
3.登録自動車の所有者の住所に変更があったときは、所有者は、その事由があった日から15日以内に、国土交通大臣の行う移転登録の申請をしなければならない。
答え × 登録自動車の所有者の住所に変更があったときは、15日以内に、変更登録の申請をしなければなりません。
4.自動車の所有者は、当該自動車の使用の本拠の位置に変更があったときは、道路運送車両法で定める場合を除き、その事由があった日から15日以内に国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。
答え 〇
問ー4:自動車の検査等に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1.国土交通大臣の行う自動車の検査は、新規検査、継続検査、臨時検査、予備検査の4種類である。
答え × この他に「構造等変更検査」があり、全部で5種類です。
2.指定自動車整備事業者が交付した有効な保安基準適合標章を自動車に表示している場合であっても、当該自動車い自動車検査証を備え付けなければ、これを運行の用に供してはならない。
答え × 有効な保安基準適合標章を自動車に表示していれば、自動車検査証を備え付けなくても、当該自動車を運行の用に供することができます。
3.自動車の使用者は、自動車の長さ、幅又は高さを変更したときは、道路運送車両法で定める場合を除き、その事由があった日から15日以内に、当該事項の変更について、国土交通大臣の行う自動車の検査証の記入を受けなければならない。
答え 〇
4.初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量7,890キログラムの貨物の運送の用に供する自動車については、当該自動車については、当該自動車検査証の有効期間は1年である。
答え × 初めて自動車検査証の交付を受ける車両総重量8トン未満の有効期間は2年です。
問ー5;自動車の検査に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
1.自動車運送事業の用に供する自動車の検査証は、当該自動車又は所属する営業所に備え付けなければならない。
答え × 自動車検査証は、当該自動車に備え付けなければなりません。
2.検査標章には、国土交通省令で定めるところにより、その交付の際の当該自動車の検査証の有効期間の起算日を表示するものとする。
答え × 有効期間の満了する時期が表示されています。
3.自動車の使用者は、自動車検査証の有効期間の満了後も当該自動車を使用しようとするときは、国土交通大臣の行う継続検査を受けなければならない。
答え 〇
4.国土交通大臣は、一定の地域に使用の本拠の位置を有する自動車の使用者が、天災その他やむを得ない事由により、継続検査を受けることが出来ないと認めるときは、期間を定めて伸長する旨を公示することができる。
答え 〇
ポイントとして、・法の目的では「所有権」「公証」「安全性の確保」「公害の防止」「環境の保全」「技術の向上」「整備事業」「健全な発達」「公共の福祉」 ・自動車登録番号標の表示方法 ・変更登録と移転登録 ・検査の種類は全部で5種類(新規・継続・臨時・予備・構造等変更) ・臨時運行許可の有効期間と返納期限はどちらも5日です。
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