、社員と一緒になって知恵を出し合いましょう。
、経営者や幹部だけで考えるには限界があります。
目次
超時間労働問題
歩合給の賃金問題
目次

この記事を読むと解決案が見つかります。
まず、超時間労働問題ですが、日々の業務内容を個別に見ていきましょう。
超時間労働の多くは、積み待ち時間と卸し待ち時間ですが。
積み待ち、卸し待ちの実態を調べましょう。
- まず、データーを収集しましょう。
- 自社で解決できるテーマと他社での解決策が必要な内容に分類しましょう。
- 配車の方法も見直しをし、あいまいな時間でドライバーに指示をすることをやめましょう。
- 顧客先にも、2024年問題で超時間労働ができないことを説明し、理解を求めましょう。
ドライバーからの意見や考え方を集めましょう。
- 個々のドライバーは、日々の仕事で「こうしたらいい」「これはおかしい」との意見を持っています。
- ドライバーにデーター収集の協力を頼んで、会社全体で取り組む姿勢と協力をお願いしましょう。
- 個々のデーターは、集めてみて、不足する箇所やダメな部分は修正をかけましょう。
2024年問題プロジェクトをスタートさせましょう。
- プロジェクトチームは、4人から5人程度で、1グループとし、2グループを作ります。
- お互いのチーム編成は、管理者グループとドライバーグループで分ける方法もあります。
- チームは必ず時間と場所決めて開催し、議事録を残すようにしましょう。(教育研修にもなります。)
- できれば、最低でも月1回の開催、できたら内容を忘れない2週間に1回開催することが望ましいです。
具体的には
- QC手法、なぜなぜ手法、ブレーンストーミング等多くの改善手法があります。
- 改善手法を学びながら、チーム活動をすることで、「イイアイデア」が生まれます。
- チームには、「司会進行役」「書記」「プレゼン発表者」など役割分担を決めましょう。(研修を兼ねて)
- 定期的に、経営者にも途中でも成果発表をしましょう。
プロジェクトチームの経験誰もいないけど
プロジェクトチームの事例を添付します、参考にしてください。
その根拠は、
根拠の1
- まず、一番現場作業を知っている社員が「改善する方法も知っている」「自責で改善出来る方法を分かっています」
- 「自責=自分達で改善できること」、すぐ手を打てる自責から改善をしましょう。
- 「他責=他の人に頼らないければ解決できない問題」、他責解決には時間と手間がかかりますので、自責から改善し、並行して他責も改善方法を探りましょう。
根拠の2
- 改善の過程を通じて、社員の「考える力」「改善する力」が身につき、社員のレベルアップにも繋がります。
- 2024年問題は簡単に改善出来ませんが、トラック運送会社経営上避けて業務を継続することはできません。
さあ、今から手を打ちましょう。
具体的取組みステップー1
- 必要な消耗品、「ポストイット」「水性プロッキー」「
- チムメンバーで、まずブレーンストーミングをしましょう。
- 参加メンバーで、ポストイットに各自で書く「アイデアを自由に」「こうあればいいのに」「こうすればいいのに」等
- 参加メンバーは他の人の意見にダメ出しは禁止、むしろそのアイデアに乗っかることが必要です。
- 全員の意見を模造紙の上でグループ化する、その際、司会進行役は順次読み上げて分からない箇所に書記は追加訂正を書く。
具体的取組みステップー2
- 模造紙上で各自の意見が集まったら、グループ化した内容にタイトルをつける。
- グループできた「島」毎に、意見を聞きながら優先順位を決めます、
- 優先順位を決めたら、更に具体的に「どうするか」「どうすべきか」を議論し、参加メンバーの合意の上で第一の手を打ちましょう。
まとめ
まとめ
- 改善策を実施し、ダメなら別の手を打つ、このステップの繰り返しで、2024年問題を一歩づつ改革を繰り返すことが必要です。
- 2024年問題は、「超時間労働」「歩合給賃金との兼ね合い」「お客さんとの交渉」等簡単ではありませんが、厳しい環境の中で先頭を走ることが大事です。
- あきらめずに走り続けかましょう。
コメント