トラック運送業の「Gマーク」の申請お手伝いをしました。

「Gマーク認定制度」は、2003年から始まった制度で、貨物自動車運送事業の安全性を客観的に評価し、認定することで荷主企業や一般消費者が安全性の高い事業者を選びやすくすることを目的としています。

E社とN社で、過去から数回に渡り「Gマーク」申請の手続きのお手伝いをしています。

制度は公益社団法人全日本トラック協会が実施しています。認定は営業所単位で行われ、認定を取得した営業所は「安全性優良事業所」と呼ばれます。

Gマーク認定のメリット

1.違反点数の消去期間が2年間に短縮されます。
 ①本来、交通事故の点数の付与期間は3年間です。

2.IT点呼の導入が可能となり、対面点呼に代わって営業所間の点呼が容易になります。

3.基準緩和自動車の有効期間が最長4年まで延長されます。

4.特殊車両通行許可の有効期間が最長4年間まで延長されます。

5.一部の損害保険会社で保険料割引が適用されます。

6.ドライバー採用にも優良運送事業として認知されるので働く側も安心して働けます。

7.CNGトラック導入の補助条件が大幅に緩和されます。(CNGトラックは天然ガスを燃料にしたトラック)
 ①新車のみの導入による最低台数要件が3台から1台まで減少
 ②補助金は通常車両価格との差額の1/3の金額が国土交通省から補助があります

申請単位と申請する一定の資格要件とは

1.申請書類の提出期間は毎年7月1日から7月14日です。
 ①申請には、日頃の取組みが必要です。安全教育・事故者反省会・車両の設備投資など

2.Gマークの取得を目指す運送事業者は、安全性に関する法令遵守状況や事故、違反の状況、取組みの積極性など、評価項目に基づいて点数が加算され、基準点数をクリアーする必要があります。

3.Gマーク取得には準備期間が必要で、計画的な社内体制の整備が必要となります。

4.申請資格として、事業開始後3年を経過し、配置する事業用自動車の数が5両以上であることなどの要件もあります。

5.審査項目100点満点で80点以上が必要で、社会保険の加入が適正なされていることの審査もされます。

Gマーク申請の必要書類面は

1.安全性評価申請書
2.自動車事故報告書の写し及び関連書類
3.安全性に対する取組状況についての自認書
4.運転安全マネジメントに対する取組状況についての自認書
 ①運輸安全マネジメントに対する取組状況のチェックリスト 
5.役員と従業員名簿
6.運行管理システムの整備
7.従業員の安全教育と訓練の実施
8.安全運転記録の管理と分析

まとめ

1.認定後も安全性の維持が求められますので、日々の安全管理体制の見直しや改善が必要です。

2.Gマーク制度は、運送業者が安全性の高さを証明し、外部にPRする有効な手段です。

3.取得には一定の条件がありますが、そのメリットは大きく、運送業者の信頼性向上に直決します。

4.運送業の皆さんは、Gマーク取得を目指して、安全で信頼できるサービスの提供を目指しましょう。

Gマーク取得を目指しましょう。

GはGOOD(よい)やGLORY(繁栄)の意味があります。全国トラック事業所の32.1%がGマークを受けています

また2020年度における1万台当たりのトラックの事故件数は未取得事業所に比べ20%以下の数値になっています。

物流&トラック運送業に50年携わってきました。監査や巡回指導・新規許可・認可書・届け出など運送業の許認可に関する経験が豊富にあります。無料相談も実施しています。お気軽に相談をお待ちしています。

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