わかりやすい改善手法の紹介(KJ法)

改善手法はたくさんあります、その中で今回は、KJ法について改善手法を紹介します。

過去に、多くの運送会社社員に向けて、改善手法を教育、研修してきました、何回も繰り返ししなければ自分たちのものになりません、簡単ではないかもしれませんがトライをしてくだい。

目次

KJ法とは

KJ法

 BS(ブレーンストーミング)などで、カード化された多くの意見・アイデアを グループ化し、論理的に整理し問題解決の道筋をつける方法。

グループメンバー構成
  •  グループは、4人から5人が望ましい。
  •  グループメンバーは、「司会進行役」「書記」を決める。
  •  必要な消耗品は、「模造紙」「ポストイット」「水性マジック」等
ブレーンストーミングの注意点
  •  人の意見は否定しない、むしろその意見を尊重すること。
  •  自由に意見を言える雰囲気をつくこと。
第一ステップと第二ステップ

「第一ステップ」BSの手法で作られたたくさんのカードを広げます。カードはポストイットを使った各自で数枚記入します。

それぞれのカードを分かるように、「見出し」をつけます。

「第二ステップ」カードに記載された「見出し」を見ながら関連性のあるカードを重ねてグループ化をします。

それぞれのグループの内容を表す「表札」をつけて上にのせ、輪ゴムでとめます。

進行役が大事な役目を持っています、発言時間を決めて守る、発言内容が参加メンバーに分かるようにする。

 ①グループのカードは最初は数枚程度で、はじめから大きくまとめない。1枚のまま残る「一匹オオカミ」があってもよい、無理に他のグループと一緒にしない。

第三ステップ

「第三ステップ」は、第二ステップで作った、小グループの「表札」を眺めながら、互いに親近性のあるグループを「中グループ」にまとめます。

10近くの「大グループ」にまとまったら、グループ化作業は終了です。

第四ステップ

「第四ステップ」ここから論理的な整理の段階に入ります。

グループ間に論理的な関連性ができるように、大グループのカードの束を模造紙上に並び替えます。これを「空間配置」と呼びます。

配置の意味する内容を、ストーリーのようにつないでしゃべれるようにする、というのが「コツ」です。

第五ステップ

「第五ステップ」空間配置ができたら、カードの間隔を広げ、それぞれ一段下の段階までほぐします。

もとのグループの範囲内で、ただし隣接するグループとの親近性に注意しながら空間配置をおこないます。

第六ステップ

「第六ステップ」 カードで作った空間配置を別の論理連絡が分かるようにします。

それぞれの関係 ①あり・なし  ②原因・結果  ③反対・対立 を記号を使って書きます。  

第七ステップ

「第七ステップ」 評価する

すべてのグループのうち、どれが重要と思うか、各自最高5点から1点で点数をつけます。

6番目以降には点数をつけない。

  • 「まとめ」 グループ間の意見交換は活発に行う。
  • 「司会進行役」議事進行を進める役割、時間配分、ポストイットの意見をメンバーに確認するなど役割が多いです。
  •  最少は不慣れでも、回数を重ねるごとに内容が充実し、問題解決の道がひらかれます。

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