一般高所作業者向け教育を製造メーカーで、講師として2時間の教育を実施しました。

運送業でも、トラックドライバーはトラック荷台でのシート掛け等の高所作業をして、落下事故を起こしています。

【研修内容】

  • 定義
  • 就業制限
  • 立会者の選任
  • 安全帯
  • 昇降設備  など

【研修教育】
1.高所作業者の安全と健康心得。
2.高所作業の就業制限と管理。
3.災害事例及び再発防止対策。
4.関係法令など             計 2時間

【定義】
1)定義:高所として高さが2メートルの高所において、墜落の恐れがある箇所で行う作業を言います

【墜落、転倒、転倒】
1)勾配が40度以上の斜面上を転落することを「墜落」と言います。
2)勾配が40度以下の斜面上の転落することを「転落」と言います。
3)平面上で転ぶ場合「転倒」と言います。

【墜落、転落災害の背後要因】
1)不安全な状態の3つの要因
  ①作業方法の欠陥。
  ②ものの置き方、作業場所の欠陥。
  ③防護措置、安全装置の欠陥。


2)不安全な行動の3つの要因。
  ①誤った動作。
  ②危険な場所への接近。
  ③不安全な行為。

【就業制限】
1)年齢18歳未満の者。
2)妊娠中及び産後1年を経過しない女性。
3)61歳以上の者。

【安全帯】
1)高所作業(高さ2M以上)に従事する場合は、常時安全帯を携帯し使用する。
2)フックは原則として、腰より高い位置でかける。
3)衝撃荷重をを受けた安全帯は廃棄する。
4)捕縛巻きは禁止。

 【異動式足場】
1)5M以上の組立、解体については作業主任者の指揮で行う。
2)原則4層までを原則とし、昇降設備を設ける。
3)管理者と最大積載荷重を表示する。
4)人の乗せたまま移動しない。

【脚立など】
1)はしごを設置する場合の角度は75度を基本とする。
2)はしごを昇降するときは、必ず3点支持を行う。

【その他】まだまだ細かい作業の決め事がありますが、上記は抜粋版として理解してください。

高所作業は、建設現場、製造業などで中々事故が減りません。安全帯、保護具、作業指揮者などと連携して事故が起きないように努めることと、パートナー企業との作業では意思の疎通が事故を起こさない重要な要素です。それとやはり自分の身は自分で守ることを常に意識して作業をし、さらに作業環境も整備されることを望みます。

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