運行管理者のためのドライバー教育ツール、国土交通省告示の12項目の指導・監督指針に沿ったドライバーの安全教育を実施しましょう。

事業用自動車の構造上の特性

目次

トラックの構造特性による事故パターン

「指導のポイント」トラックの車体の構造特性や運転特性に応じた運転が必要なことや死角の大きさを理解しましょう。

「事故事例」大型トラックが左折時に自転者を巻き込む。                 信号のないT字交差点を左折しようとした大型トラックが左後方からやってきた女子中学生の乗る自転車を巻き込み、中学生が全身強打で死亡しました。

内輪差による巻き込みに注意する。 トラックなど大型車はホイールベースが長く、後輪が前輪より道路の内側を通る「内輪差」が大きくなります。

バックの際は降りて確認する。  バックアイカメラは死角の確認には役立ちますが、カメラも左右や上方向が死角になり、限界がありますので、後方を自分の目で直接確認する必要があります。

ミラーによる距離感の錯覚に注意しましょう。               右のミラーに比べて左のミラーは小さく写ります。             小さく写っているから遠くにいると勘違いしないようにしましょう。

左折する時は自転車の巻き込みに注意しましょう。             横断歩道の手前で一時停止し再度左側方を確認しましょう。

トレーラーはコンテナーロックを忘れないようにしましょう。        コンテナーを固定するロックは4箇所あります。              すべてロックがかかっていることを確認してください。

トラックの構造上特性による事故パターン。  ミラーによる距離感の錯覚に注意しましょう。  左折するときは自転車の巻き込みに注意しましょう。  トレーラーはコンテナロックを忘れないようにしましょう。

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